離れて、別の経験をして初めて、出来るようになることがあるのかもしれない。
僕は会社に入った時に、大学の時、もう少し効率的に研究を出来ていたかもしれないな、と思ったことがある。朝から晩まで研究室に行き、結果がうまく出ないことを言い訳に、半ば長い時間を過ごすことに満足していたように感じたからだ。きっかけは忘れたが、会社での時間の使い方は効率が良いと思えた。
配属先の情報システム部で学んだノウハウを、人員が少ない中小企業などで活かせるかもしれないな、と思ったことがある。システムを使ったいろいろな効率化や、セキュリティなどの守りの部分も学んだからだ。地元・岩手で、父親がやっていたパソコン仕事が、何となく効率が悪い印象があったのもある。後に、意外と関数とか使いまくって、Excelを使いこなしていたことを知るのだが…。
ただ、僕は今のところ「かもしれない」で終わっているので、実際のところは分からない。
それを実践しているなぁと、先日の取材では感じた人がいた(ファンづくりサポーター)。同じ岩手県でスキーをしていた人で、今はYoutubeを使ったり、オンラインサロンをやったり、おもしろい人だ。実は一度、少しだけスキーを離れている。
中にいると、少しおかしいと思っても「そういうものなのかな」と思ってしまう。今は、起業して自分でいろいろ動くようになって、会社でもっと違う動き方をすべきだったかもしれないな、と思うことがある。でも、これも実践していないから、まだ「かもしれない」という領域は出ていない。
もう少しちゃんと実力が付いたら、今まで来た道を戻って、何か還元していきたいなと思う。(複業だったら、離れずとも、還元することが出来る、かもしれない。)