同い年2人で起業して、大事にしていること

創業メンバーの人数について様々な意見がありますが、僕らは同い年2人で始めました。日々どんなことを意識して進んでいるか書いてみます。

2人で起業することがネガティブ!?

僕は大学までアルペンスキーをしていましたが、高校時代に一緒に練習をしていた友人と起業をしました。周囲の人に、高校時代の友人と起業しようと思っていると話すと、結構ネガティブな反応でした。片方が何か優位な点があって序列があるなら良いと思うが、同列だと意見が分かれてうまくいかないんじゃないかという意見です。2人だと、意見が分かれた時どうやって折り合いをつけるのとか、そういう意見もありました(多数決的な考え方)。


例えば、ライフネット生命では、出口さんが2周りくらい年上で、しかも生保業界出身なので、トップになることに異論はなくスムーズにいくことが想像出来ます。ただ、僕らの場合は、起業や新規事業の立ち上げ経験はないし、教育や人材のようなビジョンに近しい業界にいたわけでもない。


最初は、僕が声をかけたので、僕が代表を務めるもんだと勝手に思っていました。ただ、進めていく過程で、どうしても意見はぶつかる。ぶつかることは別に良いのですが、双方知識や経験がないので、意思決定に決め手がないのです。えいやで決めちゃうというのもありですが、お互い人生がかかっているので、そんなに割り切れるわけでもない。お互いの意見を重ね合う、でも何かお互い納得出来ないということが幾度か起きました。

取り入れた考え方・進め方

そこで取り入れたのが以下の考え方です。

  1. 顧客に聞く
  2. アントレプレナーの教科書に従って進める



1点目は、2人とも別々の回でしたが、スタートアップウィークエンドに参加したのがきっかけでした。以前の記事にも書いた通り、このイベントで2人に共通認識が生まれました。顧客の課題に応えるサービスを作るのだから、答えは顧客が持っている。僕らの考えで話していることは仮説だから、議論を重ねても仕方がない。検証をして事実かどうかを確認することが重要だ、という考えです。それからお互いの考えを共有することはあっても、そこに正解は求めず、すぐに「じゃー顧客に聞いてみよう」という切り替えをするようになりました。時間的にも、お互いの精神的にも前向きな効果がありました。


2点目は、リーンスタートアップの元祖ともいうべき本で、今は本の通りにタスク・計画を作り進めています。自分たちの頭で考えて進めることはできる。でも、お互い経験がないので、その方法が正しいとは言い切れない。失敗しながら独自の方法を見つけるのも一つの手ですが、時間の節約のためにも本に従うことに決めました。この方法でも、お互いの浪費を大きく削ることが出来たと思います。


つまり、事業構築にあたってのお互いの共通の認識を、信頼する第三者(顧客と本)に委ねたのです。

人数だけが問題ではない

誤解を招かないために記しておくと、お互いの人間的なところは信頼しています。ビジョンも僕らの中の価値観や考えを共有し合って作り上げています。ただ、方法論などはお互いが素人であることを理解し、外部から吸収することで効率的に進めようと意識しているということです。


何人がベストかは分かりませんが、2〜5人が良いというのはよく聞きます。1人だとリソース的に足りない、5人を超えると1枚岩になることが難しいという考えです。2人だと意見が割れるという話も聞きますが、3人でやっている人から「3人だとみんなそれぞれ違う方向を向いちゃってどうにもならないことがある。」という話を聞いたこともあります。創業から加わろうという人は、それぞれ自分なりの思いがある人だと思います。なので、決して多数決で決められるわけではありません。


今改めて思う大事なことは、相手を信用できるかとビジョンに共感できるかだと思います。

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