人へのアプローチ・人脈形成の方法で学んだこと

起業すると決めてから少しずつですが、アドバイス頂ける方やヒアリングさせて頂ける方々との関係を築いていきました。そのプロセスを書いておきます。

起業が現実味を帯びた時に気づいたこと

まだ在職中、辞めて起業することが現実味を帯びてきた時に、あることに気づきました。人脈がない。起業した人どころか、ベンチャーに勤めている人すらいない。社内の人(主に同じ部署)や、大学や高校時代の友人と飲みにいくことがほとんどだったからです。その時、自分がいかに自分と同質の人とだけ付き合っていたかに気づきました(楽しかったからいいんですけど)。


起業するにあたって、Webサービスの構築は必要。当時、情報システム部に所属しており、社内のシステムの企画や設計的なことをしていました。じゃー知識的に大丈夫じゃんと思うかもしれませんが、全然ダメです。外注していたので、プログラミングスキルはない。しかも、これからやるのはベンチャーなので、コストもかけられないし、スピード感も求められる。自分の知識や経験が、ほとんど役に立たないことに気づき、愕然。

まず、実行したこと

そんな状況で、まず実行したことは以下です。

  1. 同期や先輩など身近な人に起業しようと思っていることを話す
  2. ベンチャーが集まりそうなイベントに参加する

1つ目では、ベンチャーに勤めているエンジニアや起業している人の紹介をしてもらいました。感謝です。そこで、Ruby on Railsのことやその学習法を教えてもらったりしました。今でも、Webの技術的なことで分からないことがあると、相談したりしています。


2つ目で最初に参加したイベントは確かこれです。同時期に起業を考えている人や、当時人材系サービスで考えていたのですが主催企業のインテリジェンスの方と知り合うことができました。また、スタートアップが使っている開発ツールやWebサーバなど、とりあえず単語だけ情報収集することが出来ました。こういった場に参加して、その界隈の人と知り合うことで格段に情報収集のスピードが上がりました。

どうしてもココのアドバイズが欲しい、その時に実行したこと

ただ、どうしてもピンポイントで聞きたいことが出てきた時、自分のネットーワークにいないことが出てきます。例えば、キャリア教育の現状や、博士課程の人材需要についてなどです。そんな時に実行したのは以下です。

  1. 直接問い合わせや直接メッセンジャー、電話
  2. 知人のツテをたどる

1つ目については、県の教育委員会のHPから問い合わせ&電話をしました。会ってくれました。あとは母校(高校)にも同じようにしました。会ってくれました。あと、ネットで見つけた記事で、どうしてももう少し深堀して聞きたい時はFacebookで検索して直接連絡しました。会ってくれました。とてもありがたいことです。


2つ目については、近しい業界や経験をしたことがある人に紹介をお願いしてみました。特にヒアリングをする時に、いろいろな方にお願いをしました。あとは、またまたネットで見つけた記事で同じような考えを持っている人がいて、どうしても話を聞きたくてFacebookで探したのですが、おらず、、と思ったら直近で知り合った方が、その方と同じ会社でという偶然があり引き合わせてもらったことも。とてもありがたいことです。

アドバイスをいただく際に意識していたこと

なんだか、特に苦労することなくアプローチ出来ているように聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。会えないことも多々ありました。何よりも、僕は人見知りなので、アポイントをとるのはすごく憂鬱です。話を聞くのは好きなんですけど。基本的に、毎回僕は情報を受ける側でした。相手にとっては、僕に会うメリットはありません。そんな状況で意識していたのは以下のことです。

  1. 自分のビジョンや考えていることをしっかりと伝える
  2. なぜ、会いたいかを明確に伝える

1つ目は、一言で言えば熱意です。自分には何もない中で、これだけはしっかり伝えようと意識していました。


2つ目は、自分が何に困っていて、だからこんな経験や知識をお持ちの〜さんにこんなことをお聞きしたい、アドバイスをいただきたい、ということをはっきりと伝えることを意識していました。こういう理由で、どうしてもあなたに会いたい、ということをはっきり伝えました。逆に、複数の方に同じような文面でアポイントをとろうとした時は、会ってもらえませんでした。そういうのは伝わるのだと思います。それ以来、コピペ的にアポイントをとることは辞めました。その節は大変失礼しました、という気持ちです。


最初の少しの間頑張れば、徐々にその領域の人脈も広がっていきます。ただ、サービスをピボットした時に、ターゲットユーザーなども変わるので、それからまたどうにか会える人を探す必要があります。ここで結構苦労して時間を使いました。


これまで本当にいろんな人に会いました。知らなかった世界を知れるというのは本当に楽しいです。ただ、最初にアポイントをとる憂鬱さや、会うまでの緊張は一生克服できないと思います(笑。