浅草雷門から少し裏道に入ったところに、ある小料理屋がある。日本酒メインのお店で、結構いいお酒が一合700円程度とお手頃。半値で半合を頼むことも出来る。料理も塩気のある焼き魚とか炭火焼のつくねとか、つまみとして最高。カウンター席が7、8席程度。
大将と少し話をしてみる。
ーいつからやってるんですか?
「1年半前くらいからですね。いつもこんな感じ、暇なんですけどね。前は京都の方で働いてました。」
ー(居酒屋によくあるような、写真とともにいろんなふぐを紹介するポスターを見ながら)ふぐも出すんですか?
「ええ、一応免許持ってるんで。ほら」
と許可証がちゃんと飾ってあった。
ーいつ頃出るんですか?
「冬ですね。でも、高くついちゃうんで、あまり出さないんですよ。あ、予約してくれれば年中出せますよ。」
終始笑みを浮かべながら、そんな会話をした。
場所と、料理とお酒のラインナップと、その値段、そして大将の人柄。全てが一貫している。これがブランド、そして全体デザインだなと思った。
僕らの事業に置き換えるとなんだろうか。
メンバーと、事業内容と、収益構造と、Webサイトと、その記事の内容と、そしてExitと。
その全体が一貫してこそ僕らの理念が伝わるんじゃないかと思う。
-20代の人生を自分の時間軸で-
@今日は合羽橋の珈琲店